グートンライフ 5つ G」。

グリーンハイツの、これからの家。

家は、家族を包む衣服であり、生活の容器です。

その家族の生活を映し出し、その土地に、あたかも生えるように建っているのが理想と言われます。

私たちはそれを5つの「G」に要約しました。

Gaia

瑠璃色の地球も花も宇宙の子

タイトルの句は、宇宙飛行士の山崎直子さんが、宇宙船の中で読んだものです。眩いばかりの都市の光に埋もれて、一軒一軒の家の光は判別がつかないでしょうが、山崎さんの句を借りるなら、その家々も宇宙の子といえないでしょうか。

誰にとっても家は、かけがえのないわが家です。ガイアは、ギリシア神話に登場する女神です。大地の象徴とされ、宇宙をも内包した世界を表します。この地上に建つ、たった一軒のわが家という巨きな目で考えてみませんか。

Green

緑溢れる街と「一坪里山」

環境庁が発行している「植物レッドデータブック」に、2053種類の絶滅危惧種がリストされています。兵庫県は2003年の調査では785種類でしたが、2010年には946種類に増えています。それはそのまま、私たちの身近な環境の劣化を意味しないでしょうか。その土地に自生したいたものを守ることは、その土地の自然を守ることです。グリーンハイツの元の姿は里山です。木々が生い茂り、幾つもの池や沼がありました。その数は減ったけれど、皆が大切にしていることです。個々の庭でも自生種を育て合い、たくさん育ったら株分けし合って、私たちの「らしさ」の証としましょう。

Ground

厳しい気象データ地点を選択

下図は、気象庁のAMeDASによる4点観測(降水量、気温、風向・風速、日照時間)データを用いた、建築に使えるデータです。この4点観測点は約20㎞メッシュで行われており、当地では能勢と豊中のデータがあります。私たちは寒さの厳しい能勢のデータに従い、省エネ基準の4等級をクリアすることを基準にしています。日照がいいので、太陽熱を利用した空気集熱式「びおソーラー」を採用しました。



Grow

人も家も成長する家

今の家は、建てたときがピークと言われます。ピカピカ、ツルツルしていても歳月を経ると色あせます。プラスチックの容器のような家でなく、年月を経るごとに魅力を増す住まいを生みたいと思います。それが自然素材を用いる最大の理由です。

住まいは竣工した時が完成ではありません。本来、家族が住んでから始まるものです。私たちは、リフォームから始まった工務店です。だから、この土地で家を建てるとは何なのか、どこが傷みやすく劣化しやすいか、経験で身につけたことを活かせます。小回りがいいのも利点です。日本の家の平均寿命は、30年に満ちません。建物の劣化だけではく、生活の変化に建物が合わなくなったことが大きいようです。住まいは生活の容器です。暮らしの用に応えるには、リフォームを欠かせません。

Grande

性能ランクの高い家

ここ四半世紀、幾度も大地震に見舞われ、地球温暖化が問題視され、健康住宅に対する関心が高まり、耐震基準も、省エネ基準mこ、室内空気質も、その性能水準は高度化を遂げました。

住まいの性能は、その時代の技術水準なので、その最先端をキープすることを、私たちは社是としています。しかし、最近の技術進化はIT化を伴っており、短サイクルのものがあったりします。

住まいは長い必要と、長い好みと、長い寿命を持つことが重要であり、一時の流行に惑わされないで、息の長いスパンで仕様を決めたいと考えています。